オリンパス E-3

Olympus E-3

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オリンパス E-3とは

4年ぶりのフラッグシップモデル

オリンパスE-3はE-1から4年後に登場したフォーサーズシステムカメラのフラッグシップモデルです。

長い歳月を経ている分だけ大幅な機能のアップデートが図られており、2機種分の進化を遂げたという意図から、E-2の型番を飛ばしてE-3と命名されています。

E-1からの改善・改良

E-3で強化された機能の一つにAFのパフォーマンスがあります。11点の測距点は全て十字型クロスセンサーとし、超音波モーター技術と合わせて当時世界最速のオートフォーカスを実現しています。

また、当時先進的だったライブビュー機能が強化され、可動型の液晶パネルで他社製のものよりも長時間使用することができました。

視野率100%のファインダーは倍率が1.15倍となり、フルサイズ機のファインダー並の大きさで見やすくなっています。防塵防滴仕様、最大5段分のボディ内手ぶれ補正など当時最高の技術が搭載されています。

国際宇宙ステーションからの撮影

オリンパス会社設立90周年記念行事として、「オリンパス・スペース・プロジェクト」にてE-3を用いた宇宙からの地球を撮影するイベントが開催されました。

国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」の有償利用によるもので、宇宙飛行士の若田光一さんがE-3を持参2009年4月5日に撮影が実施されました。日本人宇宙飛行士による「きぼう」有償利用の初事例でもあります。

この際に用いられたE-3は安全基準を満たすために、電源には単三電池とバッテリーホルダーの組み合わせが用いられました。

使用されたレンズは「ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5」、「ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD」で、レンズキャップは透明なものに変更されています。

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スペック

発売日
2007年11月23日
撮像素子
4/3型ハイスピードLiveMosセンサー 17.3×13.0mm
有効画素数
1010万画素
レンズマウント
フォーサーズシステム・マウント
AF方式
TTL位相差検出方式
測距点
11点
測光方式
TTL開放測光、49分割デジタルESP測光、中央重点平均測光、スポット測光、スポット測光ハイライト/シャドーコントロール
フォーカスモード
シングルAF / コンティニュアスAF / MF / シングルAF+MF /コンティニュアスAF+MF
連続撮影
約5コマ/秒・16コマまで(RAW)、容量いっぱいまで(JPG)
ISO感度
1EVステップ、1/3EVステップ/AUTO / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600/ 3200
ホワイトバランス
オート / プリセット 3000-7500k / カスタム / ワンタッチ
シャッター速度
60秒~1/8000秒(Mモード)、バルブ(最長30分)
手ブレ補正
ボディ内手ブレ補正、シャッタースピードで最大5段分
ファインダー
アイレベル一眼レフ方式 視野率約100%・倍率1.15倍・プレビュー可
液晶モニタ
2軸回転方式2.5型ハイパークリスタル液晶(半透過型TFTカラー液晶)・23万画素
記録媒体
CFカードType I/II(UDMA対応)、マイクロドライブ対応、xDピクチャーカード
電源
専用リチウムイオン電池 BLM-1
本体サイズ(W×H×D)
142.5(W)×116.5(H)×74.5(D)mm
質量(本体のみ)
約810g

現在のオークション出品

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