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オリンパス ペン E-P1とは
オリンパスのマイクロフォーサーズ1号機
オリンパス・ペンE-P1は、ミラーレスカメラの先駆けとなった当時新ジャンルのレンズ交換式デジタルカメラです。
E-P1とは、オリンパスEシステムのペン1号機の意味を成します。オリンパス・ペンと言えば、発売から50年前の1959年に発売されたハーフサイズコンパクトカメラ「オリンパス・ペン」のことであり、特にE-P1は、1963年に登場したペンFのデザインを強く意識しています。
ハーフサイズカメラ・ペン
ハーフサイズカメラは35mmフィルムの画面サイズ、24×36mmを縦に半分とした18×24mmとした規格に基づき、フルサイズの二倍の撮影ができる、つまり36枚撮りフィルムなら72枚撮れるようになります。
オリンパス・ペン登場当時の1950年代はカメラがまだ高価なものでしたが、一台数万円していたカメラをわずか6000円の安さで販売したところ、フィルム一本で二本分が撮れる経済性も相まって爆発的なヒット商品となりました。
1960年代はリコーやキャノンなど他のカメラメーカーからもハーフサイズカメラが登場し、ハーフサイズブームが巻き起こりました。現在でもハーフサイズカメラは中古カメラとして人気が高く、独特なデザインと金属の質感の良さから20代の若い世代を中心に注目のカメラとなっています。
左右非対称なペンFらしいデザイン
E-P1はその大きさや薄さもペンFと同等です。
E-P1はストロボを内蔵しないシンプルな構造で、レンズマウントの中心は正面から見てやや右側にズレて配置されています。トップカバーの段差などもペンFを彷彿とさせ、デザイン性の高さが伺えます。
E-620より140gも軽いボディでありながら、シルバー/ホワイトのボディからは精密感のある重みが感じられ、本格的なカメラを手にしているという満足感を感じます。
ミラーレスならではの動画機能
ミラー格納機構を持たないミラーレスカメラであることから、写真用カメラでありながら動画の撮影にも適しています。ハイビジョン720pの動画モードを搭載し、HDモードで最長7分録画し続けることができます。
SD/SDHCカードに対応し、以前使用されていたxDピクチャーカードよりもパソコンとの連携がしやすくなっております。
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スペック
- 発売日
- 2009年07月03日
- 撮像素子
- 1230万画素 ハイスピード4/3型LiveMosセンサー
- レンズマウント
- マイクロフォーサーズシステム・マウント
- AF方式
- ハイスピードイメージャAF
- 測距点
- 11点
- 測光方式
- TTL撮像センサー測光(324分割デジタルESP測光、中央部重点平均測光、スポット測光、スポット測光 ハイライト / シャドーコントロール
- 連続撮影
- 約3コマ/秒
- ISO感度
- ISO100 〜 ISO6400
- ホワイトバランス
- オート / プリセット 3000-7500k / CWB / ワンタッチ
- シャッター速度
- 60秒 〜 1/4000秒
- 手ブレ補正
- ボディ内手ブレ補正、シャッタースピードで最大約4段分
- ファインダー
- なし
- 液晶モニタ
- 3型ハイパークリスタル液晶・23万画素
- 記録媒体
- SD/SDHCメモリーカード
- 電源
- 専用リチウムイオン充電池 BLS-1
- 本体サイズ
- 120.5(W)×70(H)×35(D)mm
- 質量
- 335g