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オリンパス E-620とは
オリンパスEシリーズ3桁モデルの集大成
エントリーユーザーモデルであるE-420やE-520を上回る機能を搭載し、ボディをコンパクトにまとめたEシリーズ三桁モデルの完成形です。
新開発の7点測距AFやボディ内手ぶれ補正、さらには二軸回転式フリーアングル液晶モニターまで搭載していながらも、E-520と比べて、重さはそのままに、高さは2.5mm高、幅6mm,奥行き8mm小さくなっています。
また、高さが大きくなっている分、ファインダー倍率は向上して、被写体をより大きく写し、ピントの合焦具合も分かりやすくなりました。
随所に見られる性能向上
E-620のAFには新開発の7点測距の千鳥配列ツインセンサーが採用され、3桁シリーズのなかでも特にピント精度に優れています。
撮像センサーも1230万画素となり、もちろんゴミ取り機能のSSWFを装備しています。ボディ内手ぶれ補正はE-520と同等のシャッター速約度4段分。暗いところでの撮影にも威力を発揮します。
背面の液晶モニターには2.7型ハイパークリスタルIII液晶を採用。これは従来のハイパークリスタルIIよりも明るく表示されるため、晴天の野外でも液晶画面を手で覆って陽を遮る必要がないほどの見やすさです。ライブビュー撮影時には特にその恩恵をうけるでしょう。
また、背面にあるボタン(MENU、INFO、再生、ライブビュー、十字キー、OK、消去、IS)にはバックライト機能が内蔵され、暗い場所で転倒するために、例え真っ暗な場所でもどこを押せばよいか見たままに分かります。このような痒いところに手が届くカメラも珍しいのではないでしょうか。さすがシリーズ集大成とあって良く造り込まれています。
オリンパスのE3桁シリーズは今こそ手にするのが面白い時期です。その中でもシリーズ最後のE-620を特におすすめします。
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スペック
- 発売日
- 2009年03月20日
- 撮像素子
- 1230万画素 4/3型ハイスピードLiveMosセンサー
- レンズマウント
- フォーサーズシステム・マウント
- AF方式
- TTL位相差検出方式,ハイスピードイメージャ,ハイブリッドAF
- 測距点
- 7点(位相差AF・ハイブリッドAF)・11点(ハイスピードイメージャAF)
- 測光方式
- TTL開放測光、49分割デジタルESP測光、中央部重点平均測光、スポット測光、スポット測光ハイライト/シャドーコントロール
- フォーカスモード
- シングルAF / コンティニュアスAF / MF / シングルAF+MF /コンティニュアスAF+MF
- 連続撮影
- 約4コマ/秒・5コマまで(RAW)、容量いっぱいまで(JPG)
- ISO感度
- 1EVステップ・1/3EVステップ AUTO / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200
- ホワイトバランス
- オート / プリセット 3000-7500k / カスタム / ワンタッチ
- シャッター速度
- 60秒~1/4000秒(Mモード)、バルブ(30分)
- 手ブレ補正
- ボディ内手ブレ補正、シャッタースピードで最大約4段分
- ファインダー
- アイレベル一眼レフ方式,視野率約95%・倍率0.96倍・プレビュー可
- 液晶モニタ
- 2.7型2軸可動式ハイパークリスタルIII液晶(全透過型TFTカラー液晶)・23万画素
- 記録媒体
- CFカードType I/II、マイクロドライブ対応、xDピクチャーカード
- 電源
- 専用リチウムイオン電池 BLS-1
- 本体サイズ
- 130(W)×94(H)×60(D)mm
- 質量
- 約475g